REX@きみつ

アマチュア無線

キャンピングカークラブ会員同士の連絡や旅先での情報収集を目的にアマチュア無線機を取り付けることにしました。

機材


無線機(ICOM IC-2720)
•メーカー:アイコム株式会社
•型名:IC-2720
•144/430MHz デュアルバンド FM20W トランシーバー
•118~999.990MHzをFM、AMモードでカバーする広帯域レシーバー内蔵
•同一バンド2波同時受信(V/V、U/U)機能
•コントローラーセパレート方式
•2バンド独立ダイヤル方式
•2色(グリーン、アンバー)のディスプレイバックライト切替
•マイクコネクタを本体とコントローラー部の両方に装備
•定価:62,790円

カタログ  取扱説明書


アンテナ

同軸ケーブル

アンテナ基台
•第一電波工業
•AZ507FX
•144/430MHz ノンラジアル
•2.15dBi(144MHz) 4.9dBi(430MHz)
•全長:0.75m
•定価:7,350円
•第一電波工業
•2D2MR
•同軸ケーブル:2D-LFB-S
•車載用2D同軸ケーブルセット
•長さ:2m
•定価:3,255円
•第一電波工業
•CRM
•小型キャリアパイプ用基台
•3mm厚オールステンレス製
•適合パイプ:Φ10〜Φ27mm
•定価:3,150円

無線機(IC-2720)は発売後かなり経過していることもありかなりお得な値段で販売されていました。
秋葉原にある富士無線電機にてアンテナ・ケーブル・基台を含めて 4,6000円 で購入できました。

無線機
利用目的はアマチュア無線のモービル運用の他に、防災面から防災行政無線や消防無線の受信です。 このことから、144/430MHzのデュアルバンドであることと、広帯域レシーバー内蔵の無線機ということになります。 最新のD-STARやAPRSは利用する見込みがないので型落ちレベルのコストパフォーマンスの良い機種のなかから選定した結果、 若干高めながら2波同時受信ができるアイコムのIC-2720を選定しました。
防災行政無線(60MHz帯)は受信範囲外なので断念することとしましたが 機能テンコ盛りの機種ですので何かと楽しめそうです。

アンテナ設置場所
最大の問題点はアンテナの設置場所でした。 ルーフ上に設置するとRexのルーフ高は3m近くありますのでカーポートに駐車する度にアンテナを取り外さなければならず、 行く先々で予期せぬ障害物にぶつかり破損する恐れがあります。 アンテナをいちいち取り外さなくても良い場所となればルーフより下のレベルで アンテナが固定でき、アンテナ線の引き込みルートが確保できる場所ということになります。 また、木の枝に引っかかりやすい車の左側は避けたいところです。 ということで、最終的に運転席後ろのボディに取り付けることとしました。

アンテナ基台
ホームページや秋葉原のハムショップを探しまわりましたが壁面取り付けできるアンテナ基台は見当たりませんでした。 L型プレートにも適当なものがなく、自作もハードルが高そうです。 あれこれ考えた結果、第一電波工業の小型キャリアパイプ用基台の金具を壁面にボルトで固定することにしました。 金具の表側はきれいに鏡面処理されましたがステンレス素材そのものである裏面を外側にして取り付けることになりました。

アンテナ
車体がFRPでアース効果が期待できませんのでノンラジアルの中から評判の良い0.75mのアンテナを購入しました。

設置状況


コントロールパネル

アンテナ

本体(壁面内側の空間に設置)

本体収納部(外からは見えません)

工事状況

アンテナ基台は室内からの固定作業ができる位置にボルト穴を開口し、裏側からは20mm厚の木材で補強しましたのでかなり頑丈に取り付けてあります。 電源はセカンドシート下の補助バッテリー系の端子台から引き込んでいます。 コントローラー用ケーブルは運転席天井を経由するルートで通線しています。付属のフロントセパレートケーブル(3.5m)はピッタリの長さでした。


位置決め

取り付け穴

内側から

当て板とボルトで固定

室内側全体

電源DC12V引き込み

コントローラ取り付け

通線ルート

コンソール

化粧パネル取り付け