ALL電化に対応できる電力を確保します。
キャンピングカーに積載できる市販の発電機から選択します。
要求事項項目 | 仕様等 |
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発電出力 | 1.5Kw以上(オーブンレンジIH、ヒーター) |
電圧 | AC100V |
発電機 | インバーター(低騒音、低燃費) |
燃料タンク | 20リッター以上 |
起動・停止 | 車内からスイッチで操作 |
項目 | T2500H | TEC 29 | G-STREAM2800i | 2800iSE | EU16i |
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メーカー | Dometic | Dometic | ジャパン ジェネレーターズ | YAMAHA | HONDA |
最大出力 | 2200W | 2600W | 2.8kv | 2.8KVA | 1.6KVA |
電圧 | AC110V | AC230V | AC100V | AC100V | AC100V |
周波数 | 50Hz | 50Hz | 50Hz/60Hz | 50/60切替式 | 50/60切替式 |
重量 | 50kg | 44kg | 44kg | 67.0Kg | 21kg |
騒音 | 60dBA/7m | 54/57dBA/7m | 1/4 52.5db 4/4 57.0db | 51~57dB(A) (1/4~定格負荷) | 1/4 54db 4/4 59db |
始動 | セル | セル | セル | リコイル / セル | リコイル |
エンジン | Honda GX 160 | GX 160/5.5 HP | YAMAHA 2800iSE | ||
燃料タンク | 30L (YMS提案) | 12.7L | 4.1L | ||
燃料消費 | 1.2 l/h | 1.2 l/h | 1/4 0.6 l/h 4/4 1.6 l/h | 1/4 0.6 l/h 4/4 1.6 l/h | 1/4 0.4 l/h 4/4 1 l/h |
連続運転 時間(hr) | 1/4 約50 4/4 約18 | 約20.0~7.9時間 (1/4~定格負荷) | 1/4 約10 4/4 約4 | ||
W x H x D | 530x290x385 | 480x290x385 | 420x300x435 | 680x555x445 | 510x425x290 |
取り付け | 吊幅 640mm | 吊幅 580mm | 吊り下げ | 可搬型 | 可搬型 |
価格 | 609,000 | 650,000 (YMS,取付費込み) | 365,400 | 207,900 | |
価格条件 | ガソリンタンク付 | 取付費:130,000 (YMS) (燃料タンクを含む) |
199,000 (ニッチ・リッチ・キャッチ) |
134,800 (価格.com) |
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その他 | YMSオプション | メーカー価格 外装ステンレス:648,900 外装焼付け塗装:546,900 | YMS実装実績有 | ||
評価 | ○ モデルが古い、騒音が気になる |
× AC100Vなし ステップダウントランスは重量大(1.5KVAで約11kg 3kVAだと倍の約22kg[推定]) |
◎特注で採用 改造品なるも最新の低騒音/低燃費発電機 |
△ 始動停止、燃料補充が煩雑 大きすぎる |
△ 始動停止、燃料補充が煩雑 |
HP | T2500H Dometic (日本) |
TEC29 | G-STREAM | EF2800iSE | EU16i |
外観 | |||||
外装焼付け塗装 | YMS Rex 実装 | ||||
マニュアルエアコンが標準装備です。
Rexのベース車であるいすゞエルフのSGグレードにはオートエアコンのオプション設定がありませんので選択の余地はありませんでした。
マニュアルでの温度調整は頻繁に強弱を調整しなければならないことから、選択できるならばオートエアコンにしたいところです。
車内全体を均一にコントロールはできないものの、利用の大部分は走行中であり、
運転席エリアがコントロールされていれば良いとの考え方で、車内もそこそこの状態にキープしてくれるのではないかとの期待があります。
特に、今回はルーフエアコンを搭載しないことにしましたので残念です。
最悪、オートコントロールが使い物にならなければ、マニュアルモードで使えば済むことです。
標準装備になっています。
標準装備品であるリアクーラーを活用するものとし、ルーフエアコンは設置しないこととしました。
電子レンジなどを使用するために大容量の発電機を装備することにしているので、ルーフエアコンの設置自体は容易にできるのですが、
騒音の問題から、ルーフエアコンの稼働に必要な発電機を長時間に渡り運転できる局面が比較的少ないのです。
当家の場合、AC電源のあるキャンプサイトではなくPキャン主体ですので、
実績的にもルーフエアコンを使用することはあまりありませんでした。
また、ルーフエアコンは風切り音が比較的大きく、うるさいというのが実感です。
ベース車であるエルフの3000CCのディーゼルターボエンジンは
アイドリング時の騒音が比較的小さく、燃料消費も少ないので、
エアコンが必要な際にはルーフエアコンとほぼ同じ感覚で
リアクーラーを使用することができると判断しました。
問題は、排気ガス浄化装置であるDPD(Diesel Particulate Defuser)
に補修されたPMの燃焼・再生がエンジンのアイドリング状態では自動的に行われないとのことなので、
どの程度の頻度で手動再生が必要になるかです。
旅行中は相当程度走行しますので、走行中に自動再生が行われることを期待してはいるのですが
具体的なデータが無いので何とも言えません。納車されてからのお楽しみというところです。
ルーフエアコンを設置しないことにより、23万円(YMSオプション価格)の節減はもとより、
約40kgの重量を軽減することになり、
夏場のほんの一時期しか使わないルーフエアコンを一年中背負って走らなくても良いので
燃費向上に寄与します。
また、ルーフエアコンを設置しないことで重心を低く抑えることができ、走行安定性の面でも有利になります。
コールマン ポーラカブ クールオンリー 9000BTU 作動電圧:115V60Hz 消費電流:8A 重量:約40キロ 全長:約120cm 前幅:約80cm ※HONDA EU16iで作動可能 |
標準装備のシンクは小さめであるため、前車のBCヴァーノンが大きいシンクで使いやすかったこともあり、可能な限り大なサイズに変更をお願いしました。
シンクで大量の水を使い調理や洗い物をすることはありませんが、開口部が広くなるとともに、
深さが家庭のシンクとほぼ同じ200mmになりまますので水はねの心配が少なくなり、作業性が良くなります。
大きなシンクだと使い勝手が良いということもありますが、最大の理由は走行中にヤカンやなべなどを置くことができるということです。
重量物が飛び跳ねることになりますのでキズになっても良いように材質はホーローではなくてステンレスにしました。
当家では食事に使う皿はなるべく水を使わないで片付けができるようにあらかじめサランラップを敷いて盛り付けすることにしています。
この方法は阪神淡路大震災の際、報道されていたサバイバルの知恵として紹介されていたもので、サランラップを外せばそのまま片付けることもできます。
項目 | 製品写真 | 仕様 | Rex実装状態 |
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標準装備 |
販売:ニュージャパンヨット株式会社 ホーローコンパクトシンク(ホワイト) サイズ:380X280mm(深さ145mm) 開口寸法:372X272mm |
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特注装備 |
販売:ニュージャパンヨット株式会社 HAFELE KITCHEN SINK キッチンシンク・S101R フランジ外寸:450 X 385mm 内寸:420 X 355 X 深さ200mm、排水穴径:φ89.5mm |
冷蔵庫との干渉のため 取り付けは縦方向となり 蛇口はシンクの右上横に設置の予定 (実際には天板を拡張し、 冷蔵庫をてずらして 正規の取付方向で納車された。 努力に感謝) |
カセットコンロ(キャビネット内収納式)が標準装備品です。
カセットコンロは収納場所を確保しなければならず、使用の都度、準備と片付けが必要であることからビルトインイン式のIH調理器にしました。
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※結果的にはIH調理器の出番はほとんどなくカセットコンロになりました。 IH調理器を使用するには発電機が必要になるが時代の流れで騒音の発生源である発電機は使いづらくなりました。
オプション装備は「ビルトイン電子レンジ(50Hz)」です。
電子レンジのみではトースターを別に用意しなければなりません。
できるだけ搭載荷物を圧縮したいとの考えから電子オーブンレンジを使用することにしました。
ところが、Rexに設けられた電子レンジスペースでは電子オーブンレンジの設置基準をクリアーできません。
YMSからは設置基準に沿った設置スペースの案を検討していただきましたが結果的に周辺スペースを圧迫することになってしまうことから
標準装備のスペースのまま、自己責任で進めることとし、電子オーブンレンジはRexの購入から除外しました。
設置基準は通風のためのスペースを確保し過熱による火災の防止を図るものです。
Rex標準装備のスペースでは自然通風による冷却は期待できないのでファンによる強制空冷とすることにしました。
このため、収納スペース後部下面に通気口(冷風の取り入れ口)を準備していただくことにしました。