REX@きみつ

装備の検討

電源

ALL電化に対応できる電力を確保します。

  1. 常に電気の供給が必要なもの - 冷蔵庫
  2. 大容量の電源が必要になるもの - 電子レンジ、IHヒーター、(エアコンは搭載しないこにした)
  3. その他 - 照明、テレビ、音響機器、パソコン
電気の供給源としては
  1. 発電機 - 大容量で安定しているが、騒音のため駐車場所によっては利用が制約される。
  2. 補助バッテリー - 供給容量に限界があり、インバーターによる電子レンジなどの使用は短時間に限られる
  3. エンジン系発電機 - バッテリーと組み合わせれば安定した供給源になる。 エルフの3000CCエンジンは燃費・騒音面でも有利だが、 長時間のアイドリングはDPD(Diesel Particulate Defuser)のフィルター再生が問題になりそう。 また、騒音のため駐車場所によっては利用が制約される。
  4. ソーラーパネル - 冷蔵庫への給電には魅力的だが、価格の割には発電量が小さく、晴天の昼間しか期待できない。
それぞれに一長一短がありキャンピングカーの利用スタイルに応じて最適な電源供給方法が異なります。 当家の利用スタイルでは夕食から就寝までの比較的長時間、テレビ(16インチ)や照明を使用するとともに、 食事も社内で済ませることが多いことから発電機を中核とした電源にすることとしました。
ソーラーパネルは年間を通じて短期間しかキャンピングカーを使用しないため設置しないものとし、 補助バッテリーについては標準で強化されたもにのになっていることからそのまま使用するものとしました。

発電機

キャンピングカーに積載できる市販の発電機から選択します。

要求事項
項目仕様等
発電出力1.5Kw以上(オーブンレンジIH、ヒーター)
電圧AC100V
発電機インバーター(低騒音、低燃費)
燃料タンク20リッター以上
起動・停止車内からスイッチで操作

レックスに積載できる市販の発電機(関連する発電機を含む)
項目T2500HTEC 29 G-STREAM2800i2800iSEEU16i
メーカーDometicDometicジャパン ジェネレーターズYAMAHAHONDA
最大出力2200W2600W2.8kv2.8KVA1.6KVA
電圧AC110VAC230VAC100VAC100VAC100V
周波数50Hz50Hz50Hz/60Hz50/60切替式50/60切替式
重量50kg44kg44kg67.0Kg21kg
騒音60dBA/7m54/57dBA/7m1/4 52.5db
4/4 57.0db
51~57dB(A) (1/4~定格負荷)1/4 54db
4/4 59db
始動セルセルセルリコイル / セルリコイル
エンジンHonda GX 160GX 160/5.5 HPYAMAHA 2800iSE
燃料タンク30L (YMS提案)12.7L4.1L
燃料消費1.2 l/h1.2 l/h1/4 0.6 l/h
4/4 1.6 l/h
1/4 0.6 l/h
4/4 1.6 l/h
1/4 0.4 l/h
4/4 1 l/h
連続運転
時間(hr)
1/4 約50
4/4 約18
約20.0~7.9時間 (1/4~定格負荷)1/4 約10
4/4 約4
W x H x D530x290x385480x290x385420x300x435680x555x445510x425x290
取り付け吊幅 640mm吊幅 580mm吊り下げ可搬型可搬型
価格609,000650,000 (YMS,取付費込み)365,400207,900
価格条件 ガソリンタンク付 取付費:130,000 (YMS)
(燃料タンクを含む)
199,000
(ニッチ・リッチ・キャッチ)
134,800
(価格.com)
その他 YMSオプション メーカー価格
外装ステンレス:648,900
外装焼付け塗装:546,900
YMS実装実績有
評価
モデルが古い、騒音が気になる
×
AC100Vなし
ステップダウントランスは重量大(1.5KVAで約11kg 3kVAだと倍の約22kg[推定])
◎特注で採用
改造品なるも最新の低騒音/低燃費発電機

始動停止、燃料補充が煩雑
大きすぎる

始動停止、燃料補充が煩雑
HP T2500H
Dometic (日本)
TEC29 G-STREAM EF2800iSE EU16i
外観
外装焼付け塗装YMS Rex 実装
 

発電機に頼る割合が増えてくると、発電機の始動停止が車内からできること加えて 低騒音であることが要件になります。 レックスのオプション発電機である Dometic T2500H は 12年前に購入したBCヴァーノンの発電機(オーナン製 2.8kw)と同一レベルの設計水準であり、 BCヴァーノンの発電機と同様に低騒音であると言えども、周囲に遠慮しながら使用せざるを得ないものと思われます。 最近の発電機はインバーター化が潮流になっています。 インバーター化の利点は低負荷時に回転数を抑えることができることです。 低回転になることで騒音が低く抑えられ、燃料消費が少なくなります。 また、発電機が周波数維持から解放されるため、発電機を多極化することができ、軽量化(従来の1/3[HONDA資料])できます。
Dometic からも T2500H の後継として インバーター方式の TEC 29 が発売されています。 電圧がヨーロッパ仕様のAC230Vであり、AC100V変換用のステップダウントランスを使用するにしても大重量になることから 車載用としては現実的ではありません。 ジャパン ジェネレーターズの G-STREAM2800i は最新のインバータ発電機である YAMAHA 2800iSE の改造機ですので 今回の要求に最も適合する機種です。 発電機出力2.8KVAは少し大き目ですが余力を持って使用することで騒音の軽減を期待しています。 改造機ということでYMSからの積極的な提案はありませんでしたが、 私からの「G-STREAM2800i」でいきたいとの要望には快く応じていただけました。 さらに、YMSより提案のあった30Lの燃料タンクは低負荷であれば2日間程度の連続運転ができる容量であり、 心おきなく電気が使用できるものと期待しています。

エアコン

ベース車エアコン

マニュアルエアコンが標準装備です。
Rexのベース車であるいすゞエルフのSGグレードにはオートエアコンのオプション設定がありませんので選択の余地はありませんでした。 マニュアルでの温度調整は頻繁に強弱を調整しなければならないことから、選択できるならばオートエアコンにしたいところです。 車内全体を均一にコントロールはできないものの、利用の大部分は走行中であり、 運転席エリアがコントロールされていれば良いとの考え方で、車内もそこそこの状態にキープしてくれるのではないかとの期待があります。 特に、今回はルーフエアコンを搭載しないことにしましたので残念です。 最悪、オートコントロールが使い物にならなければ、マニュアルモードで使えば済むことです。

リアクーラー

標準装備になっています。

ルーフエアコン

標準装備品であるリアクーラーを活用するものとし、ルーフエアコンは設置しないこととしました。
電子レンジなどを使用するために大容量の発電機を装備することにしているので、ルーフエアコンの設置自体は容易にできるのですが、 騒音の問題から、ルーフエアコンの稼働に必要な発電機を長時間に渡り運転できる局面が比較的少ないのです。 当家の場合、AC電源のあるキャンプサイトではなくPキャン主体ですので、 実績的にもルーフエアコンを使用することはあまりありませんでした。 また、ルーフエアコンは風切り音が比較的大きく、うるさいというのが実感です。 ベース車であるエルフの3000CCのディーゼルターボエンジンは アイドリング時の騒音が比較的小さく、燃料消費も少ないので、 エアコンが必要な際にはルーフエアコンとほぼ同じ感覚で リアクーラーを使用することができると判断しました。
問題は、排気ガス浄化装置であるDPD(Diesel Particulate Defuser) に補修されたPMの燃焼・再生がエンジンのアイドリング状態では自動的に行われないとのことなので、 どの程度の頻度で手動再生が必要になるかです。 旅行中は相当程度走行しますので、走行中に自動再生が行われることを期待してはいるのですが 具体的なデータが無いので何とも言えません。納車されてからのお楽しみというところです。
ルーフエアコンを設置しないことにより、23万円(YMSオプション価格)の節減はもとより、 約40kgの重量を軽減することになり、 夏場のほんの一時期しか使わないルーフエアコンを一年中背負って走らなくても良いので 燃費向上に寄与します。 また、ルーフエアコンを設置しないことで重心を低く抑えることができ、走行安定性の面でも有利になります。

(参考:レックスに搭載されていたエアコン例)
コールマン ポーラカブ
クールオンリー 9000BTU
作動電圧:115V60Hz
消費電流:8A 重量:約40キロ
全長:約120cm 前幅:約80cm
※HONDA EU16iで作動可能

シンク

標準装備のシンクは小さめであるため、前車のBCヴァーノンが大きいシンクで使いやすかったこともあり、可能な限り大なサイズに変更をお願いしました。
シンクで大量の水を使い調理や洗い物をすることはありませんが、開口部が広くなるとともに、 深さが家庭のシンクとほぼ同じ200mmになりまますので水はねの心配が少なくなり、作業性が良くなります。
大きなシンクだと使い勝手が良いということもありますが、最大の理由は走行中にヤカンやなべなどを置くことができるということです。 重量物が飛び跳ねることになりますのでキズになっても良いように材質はホーローではなくてステンレスにしました。
当家では食事に使う皿はなるべく水を使わないで片付けができるようにあらかじめサランラップを敷いて盛り付けすることにしています。 この方法は阪神淡路大震災の際、報道されていたサバイバルの知恵として紹介されていたもので、サランラップを外せばそのまま片付けることもできます。

項目 製品写真 仕様 Rex実装状態
標準装備 販売:ニュージャパンヨット株式会社
ホーローコンパクトシンク(ホワイト)
サイズ:380X280mm(深さ145mm)
開口寸法:372X272mm

特注装備 販売:ニュージャパンヨット株式会社
HAFELE KITCHEN SINK
キッチンシンク・S101R
フランジ外寸:450 X 385mm
内寸:420 X 355 X 深さ200mm、排水穴径:φ89.5mm
冷蔵庫との干渉のため
取り付けは縦方向となり
蛇口はシンクの右上横に設置の予定
(実際には天板を拡張し、
冷蔵庫をてずらして
正規の取付方向で納車された。
努力に感謝)

IH調理器

カセットコンロ(キャビネット内収納式)が標準装備品です。
カセットコンロは収納場所を確保しなければならず、使用の都度、準備と片付けが必要であることからビルトインイン式のIH調理器にしました。

SANYO JIC-A1
5段階火力調節 約200W~1,400W
保温機能(約80℃)
切り忘れ防止機能
音変アラーム
消費電力 1400W
外形寸法 幅304×奥行304×高さ70mm
質量 3.2kg

電子レンジ

オプション装備は「ビルトイン電子レンジ(50Hz)」です。
電子レンジのみではトースターを別に用意しなければなりません。 できるだけ搭載荷物を圧縮したいとの考えから電子オーブンレンジを使用することにしました。 ところが、Rexに設けられた電子レンジスペースでは電子オーブンレンジの設置基準をクリアーできません。 YMSからは設置基準に沿った設置スペースの案を検討していただきましたが結果的に周辺スペースを圧迫することになってしまうことから 標準装備のスペースのまま、自己責任で進めることとし、電子オーブンレンジはRexの購入から除外しました。 設置基準は通風のためのスペースを確保し過熱による火災の防止を図るものです。 Rex標準装備のスペースでは自然通風による冷却は期待できないのでファンによる強制空冷とすることにしました。 このため、収納スペース後部下面に通気口(冷風の取り入れ口)を準備していただくことにしました。

項目 製品写真 仕様
標準装備 サンヨーEM-A20(W)
ヘルツフリー
19Lひろびろ庫内
電子レンジ出力:500W、200W相当
サイズ:460W×265H×330D
消費電力:950W・1,350W(50/60Hz)
Rex実装状態

候補1 ナショナル オーブンレンジ NE-T150
700Wインバーター
庫内容量:15L
サイズ:455W×293H×352D
電子レンジ:700W→500W(1.5分)
消費電力:1.03kW
オーブン/グリル:1.28kW
消費電力:1.33kW
温度調節発酵(40℃)
100℃~230℃(約5分)→200℃
今回採用 TOSHIBA オーブンレンジ ER-F3
VFインバーター連続700
庫内容量:17L
角皿(cm) 28×28
サイズ:450W×298H×362D
電子レンジ:700W(連続)
消費電力:1170W
オーブン/グリル:1100W
消費電力:1100W
温度調節範囲(℃) 100~250
発酵(30/40)
フラット庫内(回転皿なし)
トースト機能なし
ふっくらパン(惣菜パンを、
レンジとオーブンで加熱)あり

【採用理由】
トースト機能は無いがオーブンは可
回転皿が無いので車の振動に強い
電子レンジの700W連続はパワフルである

発電機がインバータで周波数が安定しているとはいえ、西日本で外部電源を使用しようとすると 60Hzになってしまいますので インバータ電子オーブンレンジの製品から選択するものとしました。 当初、ナショナル オーブンレンジ NE-T150を考えておりましたが、 いざ、インターネットで黒色モデルを購入しようとすると、黒色モデルの在庫なしや 取扱なしのサイトが多く、注文を受けるサイトがあるとしても、 結果的に入手できないことになりそうな気配から断念しました。
TOSHIBA オーブンレンジ ER-F3 はオーブンレンジ採用の主目的である トースト機能がありません。機構的には上下にヒーターがついていますので なんとかなるであろうと勝手に思い込むことにして、 回転皿が無く、コンビニ弁当がそのまま温められるフラット庫内の便利さをとることにしました。 回転皿が無いことで、走行振動によって回転皿が飛び跳ねる心配もありません。