REX@きみつ

ギャレー

入口を入った右側がギャレーになっています。シンク・IHヒーター・電子レンジ・冷蔵庫が配置されています。

キッチンカウンター

  1. シンクおよびIHヒーターは特注です。
  2. シンクはそこそこ深さのあるできるだけ大きなものでお願いしました。材質は汚れが目立たず管理が楽なステンレスを選定しました。
    シンクを収めるためにキッチンテーブルの横幅を少し長くし、冷蔵庫をわずかに右側にずらすなど工夫と苦労のあとが伺われます。
    水栓はレイアウトの関係上お任せでしたが、スマートな物を選定していただきました。
  3. オール電化のコンセプトからコンロはIHヒーターをビルトインしてもらいました。
    使用しない時はガラス製のカバーで見栄え良く収納できるようになっています。
  4. 大型シンクの代償
  5. シンクを大きくしたおかげで下部の収納には巨大なトラップが鎮座しています。
    もともと覚悟の上です。どうしても都合が悪ければトラップを撤去し排水パイプを直接接続するつもりです。
    シンクの排水口は規格品ですので金具をホームセンターで入手できることまでは確認しています。
  6. サイドテーブル
  7. カウンターの右端には折りたたみ式のサイドテーブルが取り付けられています。
    出入りにはさすがに邪魔ですがとても便利です。
    (2009/08/28撮影)
  8. 【参考】標準仕様のキッチンカウンター
  9. 右の写真は購入前に見せていただいたキッチンカウンターです。
    シンクはホーローで比較的コンパクトなもので、カセットガスコンロが標準装備です。 車が動く度に片付けが必要になり、しかも収納スペースが限られていますので使い勝手は今一ではないでしょうか。
  10. 【参考】BCヴァーノンのキッチンカウンター
  11. 右の写真は前車BCヴァーノンのキッチンカウンターです。 大きくて深いシンクは女性の目で設計したというセールスポイントの一つでした。
    全体に広くて使いやすいキッチンで、Rexへの要望はここが原点です。

冷蔵庫

バッテリー駆動による電気式の冷凍冷蔵庫です。


キッチンカウンターの下に設置されています。
  • 内容量は90リットルで
    そのうち、10リットルが冷凍室です。
  • Dometic GroupのWAECO製
  • 平均消費電力は45W

温度計は後で取り付けたものです。
(2009/08/28撮影)
  1. Rex標準装備品です。
  2. 放置したまま何日も車を離れるのは困難で、こまめにバッリーへの充電が必要になります。現在のところ特段の問題は起こっていません。
  3. 前車では家庭用の小型冷蔵庫並みの容量のがあり、大変重宝していました。Rexには設置するスペースがありませんので標準で我慢です。 それでもキャンピングカーとしてはそこそこの容量があります。
  4. 3Wayのガス冷蔵庫はゆっくりとしか冷却できませんがしっかりと冷凍していました。 最近は事故防止のための管理強化でプロパンガスの入手が困難になってきていますし、出かける前の準備にガス量の点検や補充など結構手間がかかります。 前車では予備も含め5㎏のガスボンベ3本を積載していました。ボンベの収納にはスペースも必要ですし、重量増にもなります。 また、冷蔵庫の年数が経過すると、ガスヒーター部の腐食が進んできますので耐久性も心配です。

オーブンレンジ

朝食の際便利なようにトースト機能付きオーブンレンジが欲しかったので自分で購入して取り付けることにしました。 結果的には小型でトースト機能付きのインバータ式オーブンレンジに適当なものが無くオーブン付きではあるが トースト機能を明示していない「TOSHIBA オーブンレンジ ER-F3」を選定しました。 オーブンを使えばパンを焼くことくらいできますが小さいとは言え庫内容量もそこそこあり、ヒーターからの距離も遠いので 焼くのに時間がかかり非効率です。結局、現在はポップアップ式のトースターを使用しています。

オーブンレンジ取り付けに際しての対策

オーブンレンジ設置の課題は放熱対策です。消費電力の大きなヒーターを狭い空間で使用しますので過熱しないよう効率よく排熱する必要があります。 実は、消防法により今回のように5方向が閉ざされているような場所には設置できないことになっています。 取扱説明書では右・左・上・後いずれか1面を開放して設置することと、上・後は壁面から10㎝以上離すことが条件になっています。 今回YMSの購入範囲から分離した理由がここにあり、自己責任で設置することとしました。 とは言いながら大事なキャンピングカーを焦がしたり、バーベキューにはできません。 そこで、しっかりと強制空冷することにしました。 強制空冷により使用条件が変わりますので設置基準が緩和されるかどうかは不明ですが自然放熱を上回る冷却効果が得られると考えております。 (設置基準は冷却装置の無い条件で設定されています。)


    YMS当初仕様の
    側面開口部を止めて、
    低面奥に開口部を設ける
  1. YMS当初仕様では側面に開口部がありますが底面奥に開口部を設置していただきました。これにより、自然通風でも空気の流れがスムースになります。
  2. YMS当初仕様では全面上部に電子レンジを固定するための横木がありますが、横木なしでオーブンレンジを設置するようにし、開口面積を確保します。

  3. ファン設置後

    納車時
  4. 80mm角のAC100Vファン4個を低面開口部の金網の上に取り付けました。
    秋月電子から購入 500円/個 でした。パソコンのファンに較べると強力です。
    8個に見えるのは背面への写り込みのせいです。
  5. ファンの電源スイッチは箱の中に取り付け金網の下から紐を引っ張るものにしました。
  6. ファンはフューズで保護しています。
  7. コンセントは2口に交換し、ファンの電源が取れるようにしました。
  8. コンセントは当初上部に設置し、配線もスマートに処理できていたのですがオーブンレンジにぶつかるため下に移しました。このため若干不細工になってしまいました。
  9. オーブンレンジの脚はハンガー用のステンレスパイプを固定する金物に差し込んで横方向へ動かないようにしました。
    オーブンレンジの上は隙間に小さな木片を固定し、上方向へ動かないようにしています。
  10. オーブンレンジを組み込んだ状態でファンを回すと、低面奥から吸い込んだ空気が全面上部から出てきます。

エンゲル冷蔵庫

付属の冷凍冷蔵庫の冷凍庫容量が10Lしかなく不便なのでエンゲルの冷蔵庫を購入しました。 設置場所は利用頻度の少ないエントランスを入って左側のセカンドシートの一部を潰して設置することにしました。 100円ショップで購入した犬用のリースで固定して急ブレーキや急カーブなどで動かないようにしています。

澤藤電機株式会社
MD14F-Dキャッシュ
有効容量: 14L
定格消費電力: DC12V 2.8A
-18℃まで冷えます

キャンピング&RVショー2010(幕張メッセ)に出かけた際実物を確認の上、バンテックのブースで購入しました。 スタイルが良く車内に置いても違和感を感じません。
公表仕様の通り「-18℃まで冷えます」です。

 

WAECO製冷蔵庫の冷凍室ドア修理

備え付けのWAECO製冷蔵庫には内部に冷凍室ドアがありバネで自動的に閉まる構造で本体側に取付られています。 ある日、冷蔵庫側取付部のプラスチックが破損し冷凍室ドアが外れてしまうようになりました。(写真1)
アルミ板を加工し、補修しました。(写真3)ところがバネの力に負けてアルミ板が破断してしまいました。(写真4)
そこで、今度は強度を考慮して反対側からアルミ板を貼付けて補修しました。(写真5) 冷凍室ドアを開けた時に補修箇所が見えますが修理完了です。(写真7〉


写真1 破損部

写真2 冷凍室ドア部を取り外し

写真3 最初の補修

写真4 アルミが破断

写真5 やり直し

写真6 冷凍室ドア部

写真7 本体へ取付

写真7 完成

取付部のバネの力はかなり強くもともと壊れてもおかしくない設計であると思われます。他にも同じような破損が発生しているのではないでしょうか! 同型の冷蔵庫をお使いの方は冷凍室ドアを大開きにしない方が賢明です。

(2012/02)