カーナビはREX購入時点におけるpanasonicのフラグシップモデルであり本来のカーナビ機能に加えてテレビの視聴・音楽再生・DVD再生など多彩なAV機能が充実しています。 ここではAV機能に関連した内容を書きます。カーナビやバックアイカメラなど運転支援機能は別項を参照ください。
AV再生機能として、 デジタルTV, FM/AM, DVD, 音楽CD, MP3, WMA, HDD Music, Music Stylist, SD-Audio, JPEG/BMP, VTR, iPod, Blutooth Audio があります。 デジタルTVはフルセグ(高画質)で視聴できるとともに電波の弱い地域ではワンセグに切り替わりますので比較的広範囲で視聴可能です。 オーディオ系ではiPodや内臓ハードディスクに入れた音楽を聞くことができます。 さらに、DVDに録画したビデオも再生可能です。 カーナビとダイネットテーブルに設置している液晶テレビとはD4ケーブルとAVケーブルで接続できるようにしていますので カーナビの画面を液晶テレビで視聴したり、液晶テレビの音声をカーナビ(カーステレオ)へ出力できます。(残念ながら地図画面は表示できないことになっています。)
カーナビ |
---> D4ケーブル ---> ---> AVケーブル ---> <--- AVケーブル <--- |
ダイネット液晶テレビ AV機器 |
カーナビのリアスピーカーは口径が小さく低音域が不足していましたのでサブウーファを追加しました。 狭い車内の床付近には置くスペースがありませんのでバックミラー上部に設置しました。 配線を通すのにあちらこちらのカバーを外さなければならないので結構大変ですが苦労の甲斐あって音に厚みが出てきたました。 サブウーファからははっきり分かる音はしませんので家族の反応は何が変わったの?ですけれど!!
シャープの16型液晶テレビ LC-16E5-B をダイネットテーブル窓側端に設置しました。 大きさが手頃で地デジ/BS/CSが視聴でき電源はDC12V(ACアダプタ)で入出力機能が豊富とまさにキャンピングカー向けに作られたような液晶テレビですが 「●本機は車載には対応していません。」との但し書きがあります。 REXの基本レイアウトとしては助手席後ろ付近を想定していますが画面の見易さや多くのケーブル処理のし易さからダイネットテーブル窓側端としました。 カーナビで受信したテレビも液晶テレビで見ることができ、テレビの音声はカーナビのスピーカーで聞くことができます。
液晶テレビ |
ダイネットテーブル |
ダイネットテーブルの下 |
シャープ LC-16E5-Bの概要: (キャッシュ)
電源については直流電源の[DC12V直流安定化電源]を参照してください。
テーブルへの取り付けは秋葉原で見つけたシンプルなパソコンディスプレイ用のスタンドをダイネットテーブルに固定しています。
将来的にはダイネットテーブル横の壁を補強してもらっていますのでそちらの方へ取り付けるつもりです。(スタンドの適当なものがなかなか見つかりません)
ダイネットテーブルの下は各種の配線が入り乱れています。きれいに束ねてもすぐにいろいろな改造が発生したりしていますのでしばらくは致し方ないでしょう。
あらかじめルーフにアンテナボール2本の他に同軸ケーブル3本、コントロールケーブル1本を用意していただきました。
同軸ケーブルは液晶テレビの地デジとBS/CS用に各1本、カーナビの補助アンテナ用に1本の計3本とし、
コントロールケーブルは地デジアンテナの方向調整用のアンテナローテータ用ということで設定しておきました。
実際にはその時点の状況で用途は変化します。カーナビの補助アンテナはカーナビ側で接続ポイントが無い(ダーバーシティのみの)ため現在未使用です。
納車時 |
地デジアンテナ2基取付 |
外観 |
BSアンテナ |
BSアンテナ |
トライアル |
地デジ用に装着しているアンテナは
● DXアンテナ 可変指向性UHFアンテナ(地上デジタル放送対応) MDA-350
● UHFオールチャンネルアンテナ UDA-700
の2本です。
常用は可変指向性のアンテナで車内から簡単に方向設定ができるため電波の強い地域に於いて便利です。
一方、オールチャンネルアンテナはルーフ上で向きを調整しなければならず電波の弱い地域で長時間駐車する場合に使用つもりなのですが
よほどのことがない限り使う機会はありません。
写真の筒型地デジアンテナをアンテナローテータで駆動する方式はアンテナポールのルーフへの取付強度が弱いため
走行は困難ですのでトライアルとしました。
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BSアンテナ「BS-TA352」は10年以上前のかなり古いモデルですでに販売終了になっているTDKのセンターフィード方式のパラボラアンテナです。
TDKのコメントは「※デジタル放送開始以前の設計であり、デジタル対応ではありませんが受信可能な場合もあります。実際に接続してご確認ください。」
となっていますが問題なく受信できています。(参考:別のモデルですがBCS-45DHVの資料)
場所を取るので普段は分解して収納しており、山間部など地デジが受信できない場合に組み立てて使用しています。
BSアンテナはアンテナローテータで車内からリモートコントロールできるようにしてあり、容易に衛星の方向にセッティングできます。
アンテナケーブルとコントロールケーブルはエントランスサイドの外部ボックスに収納してあり簡単に引き出して接続することができます。
コントローラ |
上記のBSアンテナはセットアップが面倒なのでワインガードのBSアンテナを取り付けることにしました。
ワインガードのBSアンテナは国内で販売しておらず、コンバータがアメリカ仕様のため国内用BSアンテナのコンバータに取り換えなければなりません。
直輸入も経験がなく、一発勝負での改造と取付はリスクが高いためアメリカントレーラーを販売している
「有限会社リトルハウス」さんにお願いすることにしました。
設置場所はソーラーパネルや地デジアンテナと干渉することなく、室内からの操作が容易なバンクベッド上の屋根にしました。
リトルハウスさんでは何台ものワインガードBSアンテナを取付けた経験があり、
事前に当方で設置場所を決め、同軸ケーブルもBSアンテナ付近まで用意しておいたこともあって取付は半日で終わりました。
仕上がりもきれいです。
アンテナ裏面 |
アンテナ表面 コンバータ改造済み |
本体取付 |
室内側(配線は照明用) |
操作部 |
室内側 |
受信状態 |
格納状態 |
格納状態 |
同軸ケーブル |
オフ会での使用状態 |
設置場所 |
同軸ケーブルはREX購入時に屋根上まで敷設しておいた配線を屋根上のプルボックスから天井裏に引き戻し、
ベンチレーター横の隙間を通してBSアンテナ下まで持っていくことができましたので配線が露出することもなくきれいに仕上がりました。
BSアンテナはREX屋根の一番高い所で走行時に相当の風圧を受けるのではないかと心配していましたが、本体の形状は比較的平べったくなっており
格納状態では水平に保たれていることから走行抵抗は比較的少なそうです。
今回設置したのは仰角をデジタル表示できないタイプ(RM-4600)です。
ハンドルを一定回転数回すことで困ることはないとのことで、事実、調整は比較的簡単です。