|Rexの機能美|Rexの安心性能| | ||
「特に高いレベルの安全を性能として有するキャンピングカー」をコンセプトに開発されたRexは、その形を安定感という機能美に変え、家族の団欒を育む道具として安心してご使用頂けるキャンピングカーに完成しました。 | ||
当社が理想として追求するこのクラスの前輪荷重割合は50〜55%です。しかし、同じ数値でも重量架装物を車体の前後に振り分けた車に対し、ホイルベース間の出来るだけ中央に集めて実現した車はピッチングも少なく、あらゆる車体の過度運動に極めて高い走行安定性を生み出します。 Rexは過度運動による影響を最小限に留めるため贅沢とも言われるロングホイルベースシャーシを採用し、前輪荷重割合を意識した低重心化設計を行い、53%を実現しました。 さらに総計260kgの可変要素を有する各タンク類は内容量がどのように変化しても、この数値を大きく変えることのない位置に取り付けられています。 |
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ワイドトレッドシャーシをベースに、徹底した低重心化設計は重心高を873mm、左右安定幅をほぼ同数値にしました。(給水タンク、燃料タンク、フル状態の標準車)その結果、最大安定傾斜角が左右共に驚異的とも言われる43°を実現しました。 | ||||
風速50mの横風で横転する車のボディの角に僅かな丸み(R50)を加えると風速55mまで耐える実験報告があります。Rexのボディは低い位置でR80、高い位置においてはR100以上の丸みを加えて低重心化とバランスのとれた荷重配分との相乗効果から横風についてもこのクラスで驚異的な走行安定性を実現しています。 | ||||
ホイルベースの2/3までの延長を認められるリアーボディオーバーハングは一般的に室内空間を確保するために延長されがちです。Rexは3,395mmのロングホイルベースを有しながらリアーボディオーバーハングはフレーム後端を140mm短縮し、1,420mmに収めました。(4WDはそれぞれ3,415・1,400mm) これは後輪より後ろの軽量化目的に加え、平坦地において壁などに車を平行に1,500mm離して最小回転しても、後端が接触しないように設計された数値です。 バックミラーは左右共にボディ最外側より170mm突出していますので、平坦地において平行する平面の物体に、ミラーが接触していない限り、最小回転時にボディ後端がこの平面物体に接触することはありません。 |
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採用したRexシャーシの前軸は2,800kg、後軸は4,000kgの許容荷重を有しており合計6,800kgまでの荷重に耐えます。許容軸重と制御力は密接な関係にあり荷重に見合う制動力を有していなければなりません。 制動停止距離は車両総重量(定員+燃料類全重量+給水タンク全重量)に当社基準のキャンプ道具類の備品200kgを加算した現実的な制動停止距離です。対比しているのは貨物として利用されているRexと同じシャーシのトラックですが、ここでも1ランク上のシャーシに余裕の架装をした結果であることがお分かりと思います。 軸重における制動力の余裕の安全は実際には制動距離よりも、真夏の長い下り坂などに起こりがちな、ブレーキのベーパーロックの不安がないことで発揮されます。 |
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車体後部はシャワールームとギャレイを設置。これは走行中極めて使用頻度の少ない場所と考え、万一追突を受けた際の衝撃吸収部位として当社小型車の全てに20年近く頑に貫いてきたフロアープランです。 Rexは5.84mというボディサイズで常設ベッドをやむを得ず後部設置したことに対し安全策としてリアーセフティビームを標準装備しました。 これはボディなどを支える強度部材ではなく単独の安全装置です。 標準車フレームはフロアーユニットのリアーバンパー内部にまで及び、リアーボディー内のセフティビームより25mm後方に突出させています。この部分は大型トラックのフロントバンパーの平均的地上高に当たり、万一の追突の大衝撃をボディより先にフレームで防御し、被害を最小限に留めるため設計されたものです。 |
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